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キリンHD様より資金調達を実施いたしました。

2018.8.23 Uncategorized

キリンホールディングス(HD)は24日までに国内のスタートアップ企業4社に出資した。出資比率はぞれぞれ10%未満で、合計額は5000万円前後。ロボットやアプリ開発などの分野が対象で、既存事業とは関連のない領域に参画。主力の酒類市場の将来の見通しが厳しい中、投資を通じて新たな成長の芽を探す狙いだ。

 出資したのは、IT(情報技術)を使って温度管理ができる水筒を販売するLOAD&ROAD(東京・千代田)、社員の睡眠データを分析するアプリを展開するO:(オー、同・目黒)、調理ロボットを開発するコネクテッドロボティクス(東京都小金井市)など4社。大手ビール会社がスタートアップに出資するのは珍しい。

 キリンが出資する4社は設立から4年以内と歴史が浅く、売上高も1億円に満たない。それでも小規模なベンチャー企業へも出資する背景にあるのは将来の事業環境に対する不安だ。

 ビールや清涼飲料など国内事業は少子高齢化が進んで中長期的に需要が減退する見通し。海外ではすでに世界大手同士のM&A(合併・買収)が動いており、買収対象となるような企業が少なくなっている。国内外で魅力的な投資案件が少なくなる中、食品以外の分野に出資することで、ITなど自社にない知見を採り入れ、既存事業との相乗効果を創出する可能性を探っていく考えだ。

 まずは少額出資でスタートアップと関係を構築。今後はキリンの営業網を使い、各社の製品やサービスを飲食店へ提案することなどを検討する。事業が有望であれば、増資や子会社化なども視野に入れる。

 キリンHDは10月、サプリメントを製造販売する米中堅のソーンリサーチ社へも数十億円を投じる予定だ。国内では1~6月のスタートアップ企業の資金調達額が過去最高となるなど、ベンチャー投資が活発化。キリンも投資を通じて新たな可能性を探る。

【引用記事】https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34550490U8A820C1TJ1000/